こんにちはヤスダです
綺麗な白を保つために!
今回はロッジシェルターtcの屋根畳について
汎用性が抜群で最高に使いやすいロッジシェルターtcにも弱点があります。
それは基本ベースが白のtc素材であるために汚れが気になるということです。
特に設営、撤収時には幕体を一旦地面に広げることになるので雨で地面が濡れていたり、炭の跡があったりすると直ぐに汚れてしまいます。
今はテント専門のクリーニング店も充実していますがロッジシェルターtcサイズのテントをクリーニングに出すと¥20,000〜が相場になりますので極力節約したいものです。
そこで今回は一度も幕を地面に付つける事なく畳む方法、その名も「屋根畳」のご紹介。
屋根畳自体は初代ロッジシェルター時代に諸先輩方によって生み出された技ですが、畳む工程で一部地面に幕が接触してしまうので結局のところ少しは汚れてしまう事が難点でした。
そこで、全く地面に接触することなく畳むことは出来ないものかと考えたのが今回の「屋根畳(ヤスダ式)」です。
この方法で畳めば、雨で地面が泥だらけでも幕を汚すことなく綺麗に畳むことができますよ!
後半には汚れない張り方も解説しますので是非最後まで読んでマスターしてい下さいね!
それでは行ってみましょう!
屋根畳(ヤスダ式)
準備する物
布団を干したりする時に使う大きめの洗濯バサミを4つ用意して下さい。
大きいサイズの洗濯バサミで、クリップ力が強いものであればなんでも構いませんので僕はあまり見た目は気にしませんが、もし見た目も気にされるのであればこんな洗濯バサミがシンプルでいいですね!
手順
1.ライナーシートを畳む
ライナーシートが付いたままだと後々作業がしにくいので幕を畳む前にライナーシート畳んでおきます。
ライナーも汚したくないので地面には付けないように畳みましょう。
2.ポールを抜く
日差し用のポールを左右2本抜きます。手が届く方は一番上のポールも抜いておきましょう。
3.左右の幕を巻き上げる
トグルを使って幕の両サイドを巻き上げます。巻き上げ高さは立ち上がりのポールの下から二段目の継ぎ目より上になるよう意識しましょう。
4.前後の幕を巻き上げる
前後の幕も同様に巻き上げますが、前後にはトグルがないため用意した洗濯バサミで挟んで止めておきます。
これで幕全辺がポールの下から二段目の継ぎ目よりも上に巻き上げられた状態になりました。
5.脚を折る
作業しやすいように二段目まで脚を折っていくのですが、いきなり二段目を折ると脚に負担がかかり曲がってしまう恐れがありますので一段ずつ折っていきます。
6.トップポールを抜く
手順1で一番上のポールに届かなかった方はこの段階で抜きます。
7.幕の左右を折り返す
左右どちらか片方のトグルを外して屋根へ折り返します(今回は右から)
出来たら同様に反対側も折り返しましょう。
8.幕の前後を折り返す
次に前後ですが洗濯バサミを外してスカートの真ん中辺りを持ち、手前に引っ張って三角形を作り屋根に折り返します。
9.幕の左右をもう一段階折り返す
左右をもう一段階折り返します。
折り返した部分の真ん中がポールの頂点に来るように調整します。
10.幕を巻くための準備
外した日差しのポールを芯にして幕を巻いていきます。
巻き始めを前後どちらかに決めておくことで、設営時にも前後で迷うことがありません。
今回は後ろから巻き始めますので、巻き終わりの前面のポールに収納袋を引っ掛けておきます(袋も汚したくないので地面には直接置きません)
11.幕を巻いていく
ロッジシェルターtcは幕だけでも約12kgの重さがありますのでポールに向かって押さえながら巻いていくとポールが曲がってしまう恐れがありますので、逆に幕を持ち上げながら巻いていくイメージでポールに出来るだけ負荷が掛からないように意識します。(ライナーシートを先に畳んだのはこの時ポールの内側に自分が入るためです)
12.袋を被せる
巻き終わった幕の上に畳んでおいたライナーシートを乗せてその上から収納袋を被せます。
13.完成
最後に尻餅をつかないように注意しながら膝の上でファスナーを閉じれば屋根畳の完成です。
一度も幕が地面に触れることがありませんので当然汚れることはありませんね!
畳み方のまとめ
- ライナーシートを先に畳む
- 日差しポールを抜いたら左右前後の幕を巻き上げる
- 前後は洗濯バサミで
- 二段目まで脚を折る際は一段ずつ慎重に
- 屋根の頂点に向かって幕を折り返していく時は縫い目を基準にすると綺麗に畳むことができます
- 畳んだ幕を巻いていく時はポールに負荷が掛からないように意識する
- 巻き終わった幕にライナーシートを乗せて収納袋を被せてファスナーを閉じる
張り方(屋根張り)
手順
1.巻いてある幕を広げる
脚を二段目まで折った状態までポールを組み立て、幕を頂点のポールの上で広げます。
畳む際に後ろから巻いていきましたので張る時は前から広げていきます。
2.左右に広げる
左右に膜を広げ、ポールと幕の角が合うように調整します。
3.ポールの立ち上げ
この状態でポールを立ち上げますが畳み方と同様に一気に立ち上げるのではなく一段階ずつ立ち上げます。
背の低い方は一段脚が折られている状態でライナーシートを取り付けると一番高いフックも掛けやすいですよ!
4.幕を被す
ポールが全て立ち上がったら幕を引っ張ると勝手にダラんと下がってきますので、畳んだ順と逆に前→後→左→右の順でポールに幕を被していきます。
5.完成
日差しのポールを取り付けた後、幕とポールを固定し、必要に応じてペグダウンすれば完成。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ロッジシェルターtcが汚れる原因の大部分は設営と撤収時に幕が地面に接することにあります。
その原因をなくすことで綺麗な状態を長く保つことができ、結果的にクリーニング代¥20,000〜の節約にもつながります。
皆さんも地面のコンディションを受けない屋根畳や屋根張りをマスターして綺麗なロッジシェルターtcでキャンプを楽しんで下さい!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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