こんにちはヤスダです
道具は使ってて楽しい物が良い
皆さんはIMCO(イムコ)のオイルライターをご存知でしょうか?
実はZIPPOよりも歴史が古く、目を引く独特の形状と考えられた機能が詰め込まれたIMCOのライターは道具好きにはたまらない一品です。
直近では人気アウトドア系YouTuberさんが使っていたことで一気に有名になり、一時期はAmazonで品薄になるほど人気になったライターです。
今回はそんなIMCOのライターについて詳しく解説したいと思います。
あまりライターにこだわりが無い方や、ガスライターを愛用されている方には特におすすめしたいライターですので、是非最後まで読んでみて下さいね!
それではいってみましょう!
IMCOはオイルライターの原点
IMCO(イムコ)は1907年にオーストリアで軍用ボタン製造メーカーとして創業しましたが第一次世界大戦後、ボタンの需要が無くなりライター製造を開始。
当時は空薬莢を再利用して製造されていたこともあり現行の物もその名残をしっかりと残しています。
フリント(発火石)を回転式のヤスリとこすり合わせることで、火花を発生させ燃料に着火させるフリント式の原点で、実はあのZIPPO(ジッポー)もIMCOのフリント式を採用して作られました。
2012年にイムコ社はライター製造の幕を閉じましたが2013年に日本の拓製作所がブランドを引き継ぎ現在も生産されています(中国生産)
いろいろギミックがある
風防
IMCOのライターは風防有りのスーパーと風防無しのジュニアの2種類があります。
スーパーは筒状のパーツを上下にスライドすることで風防になる独特な形状をしていて僕が愛用しているのもスーパーの方。
風防が必要か?
と言われると正直何とも答えにくですがあった方が何となくかっこいいのでこっちを使ってます。
ちなみに風防を閉じた状態と開けた状態はこんな感じです。
閉じた状態
開けた状態
開けると火が大きくなっているのが分かりますかね?
燃料タンクが引き抜ける
これが一番の特徴ではないでしょうか?
火が付いたまま引き抜く事ができるのでトーチ的な使い方が出来ます。
これが凄く便利でランタンの火入れや、焚き火、ストーブの着火など、とにかくさまざまな場面で役にたつギミックです。
ストラップ
本体の背面にストラップ用のフックポイントがあるので、ストラップを通すことで紛失の防止になります。
重量
ネット上では本体重量が35gとなっていますが実測で42gでした。
オイルを充填している状態ではありますが若干の誤差があるようです。
消耗品について
燃料
ZIPPOオイル等のオイルライター用の燃料を使用します。
今では100均でも手に入りますが個人の感想としてはZIPPOオイルの方がオイル持ち(燃費)が良いように感じます。
フリント
正直100均でも売ってますが純正の方が火付きが良いと言われています。
私自信も一度100均で売っているフリントに入れ替えてみた事がありますが、明らかに着きが悪くなったので元に戻した事があります。
パッケージが可愛くてgood!
交換方法
まずはサイドのボックスを開きます。
指でつまんで引っ張ると簡単に開く事ができます。
黄色い矢印の部分にフリントを入れることができますので、押さえのバネを少し引いてフリントを入れます。
フリントは2個入れることが出来ますので一つ目がギリギリまで減ったタイミングで入れ替えるようにしましょう。
使用例
使用例はこのような感じです。
一般的なライターではつけにくいランタンや、着火の瞬間に火が勢い良く広いがるバーナー類などの点火も安全かつストレスなく行えます。
また、アウトドアシーンから少し離れますが、誕生日ケーキ等の連続したロウソクへの点火も楽々に行えます。
まとめ
今回はIMCOのオイルライターをご紹介しました。
- 風防の調整で火力を変えることが出来る
- 火がついたまま筒状のパーツを引き抜くことができる
ただのライターと違っていろいろと面白いと思いませんか?
僕は使っていて楽しいので今までも、これからも愛用していきたいと思います。
アウトドア用のライターはざまざまな種類があり、ガス充填式のターボライターなど便利で風に強い物も有りますが、使ってて楽しく、愛着のもてる物を持つ事でよりアウトドアが楽しくなります。
そこまで高価な物ではないので一つ道具箱に忍ばせてみてはいかがでしょうか?
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