こんにちはヤスダです
キャンプで食べるカップラーメンて超絶美味しいと思いません?
総合的に見て「キャンプ飯最強はカップラーメン説」にも賛同して頂ける方も多いのではないでしょうか?
さて、そんな美味しいカップラーメンですがスープの処理ってどうされてますか?
一般的なオートキャンプ場ではおそらく飲み干すか洗い場で流すの二択になってくると思いますが、洗い場に流す時も最低限水切りネットで余った具を濾して流さないと洗い場が汚れるし
飲み干すにせよ、男性ならまだしも、女性や子供にはなかなかキツいのではないでしょうか。
実際我が家でもスープの処理がめんどくさいので、カップラーメンではなくカップ焼きそばにすることもよくあります。(ラーメンが食べたいのに、、、)
そこで何とかスープの処理のことを気にせずにどこでも気軽にカップラーメンを食べれないだろうか?といろいろ調べると凄いモンを見つけました!
その名も高吸水性樹脂CP-1!
なんじゃそりゃ?ってなりますよね?
実はCP-1を使うとラーメンのスープを半個体にして燃えるゴミとして処理できちゃうんです!凄いでしょ?
そんなCP-1を使って色々と実験してみましたので是非最後まで読んでみて下さい!
それではいってみましょう!
高吸水性樹脂CP-1
高吸水性樹脂CP-1とは吸水ポリマーなどとも呼ばれますが大人用の紙おむつや簡易型トイレなどの吸水部、熱中症対策グッズの保水部に使用される高い吸水能力を持つ素材です。人体に無害な「アクリル酸重合物ナトリウム塩」を主成分としているので安心して使用することができます。
給水量は凄まじく、なんと自重の約300~500倍の水分を素早く吸収し球状に膨らみます。
詳しくは以下の表をご覧ください。
商品の仕様 | |
外観 | 粉体(白色、ザラメ状) |
臭気 | なし |
人体に対する有害性 | なし |
吸水時間(1g当) | 水50ml→20秒、100ml→1分、300ml→3分、500ml→10分 |
給水倍率 | |
純粋 | 500倍 |
水道水 | 300倍 |
注意事項として、「濃い塩水や強い酸・アルカリの吸水は出来ません」と書かれていますので今回の実験は意味があるのではないでしょうか?
水浸時間と吸水倍率
グラフの通り、10分以内に急激に吸水してそれ以降は横ばいですので、10分が上限だと思って間違いなさそうですね。
携帯容器
毎回大きな袋を出先に持って行くのは大変ですので125mlナルゲンボトルが携帯に最適です。
毎回使用後に継ぎ足すことが出来るマメな方はその下のサイズの60mlでも十分ですが、僕のようにうっかり忘れてしまうタイプの方なら125mlサイズの方がいいと思います。しっくり収まるサイズですので何となくベストなサイズかな〜って思います。
そこで今回は実験ついでにそのナルゲンボトル125mlサイズを使って色々計ってみましたよ!
小さじ1杯
大さじ1杯
100g
まずは水で実験
まずは水を吸ったらどんな状態になるのかを知りたいので水道水で実験します。
コップに300mlの水を用意しましたので、メーカー推奨の量で試してみることにします。
たしか水道水の給水倍率は300倍だったので300mlの1/300で1g(小さじ1/3)のCP-1で実験開始!
メジャーどころ3種
さて、ここからが本題。
コンビニで腕を組むこと10分、色々考えた結果こちらの3種で実験することにしました。
一応ジャンル分けしたので、後はご自身の好みの商品に近い物を当てはめてご想像頂ければと思います。
ちなみに全て日清製品になっているのはただの偶然ですのでご了承くださいね。
U.F.O. 濃い濃い濃厚ソース!
焼きそばかいっ!って聞こえてきそうですですが、湯切りのお湯も一応スープの領域に入れてみました。
湯量は460ml。後者と違うところは食べ終わった後のスープのように、ある程度温度が下がった状態ではなく、沸騰後3分の熱々の湯であることです。変な化学反応が起きなければいいですが、、、。
どん兵衞 特盛(天ぷらそば)
絶大の人気を誇るどん兵衞シリーズから今回は天ぷらそばをチョイス。
ポイントはあまり油気がない出汁なのでそこそこ固まりそうだけど540mlという大容量のスープを固めるにはどれぐらいのCP-1が必要かというところです。
カップヌードル カレー(BIG)
不動の地位に君臨するカップヌードル三兄弟の中から一番こってりしたスープのカレーをチョイス。
湯量390mlと一番少ないですが残ったスープに水気が少ない事が予想されますので、今回の実験で一番のダークホースではないかと思ってます。そもそも固まるのか?
実験方法
- 実験方法は未知の世界なので取りあえす大さじ1杯のCP-1でどれだけ固まるかを実験してみます。
- 普通に湯を注いで、普通に食べた後に残ったものとします(できるだけスープを残したいのでスープだけを飲むことはしていません)
- 食べ終わってまだ暖かい状態でCP-1を投入します。
- 写真の見た目状、具が残っているとあまりキレイではないので残ったスープを一度茶こしで濾してスープのみで実験しています
- CP-1を投入して水浸時間の上限の10分後に測定します。
廃棄について
最終的に固まった物はアイラップに入れて可燃ゴミとして廃棄いたします。
アイラップは可燃性ですのでそのまま廃棄してもokです!
詳しくはこちらの記事をご参照ください
今回の主目的はラーメンのスープなどの液体ゴミを固体化して可燃ゴミ(生ゴミ)として廃棄できるようにするというものです。自治体によって異なるルールがございますので、ご確認して頂いた上で廃棄いただきますようお願いします。
実験と結果
U.F.O.
どん兵衞
カップヌードル
まとめ
今回は高吸水性樹脂CP-1を大さじ1杯使ってカップラーメンのスープが固まるかを実験しました。
携帯用にはナルゲンボトルの125mlがおすすめです。
気になる実験結果は
U.F.O. | 固まった |
どん兵衛 | しっかりとは固まらなかったため大さじ1杯を追加すると固まった |
カップヌードル | 固まった |
結論、だいたいのラーメンは大さじ2杯あれば確実に固まります!
今回の実験で使用したCP-1は41gです。一袋1500gも入っていますのでなかなか無くなることはなでしょう。
ラーメン以外にも、冬キャンプ定番の鍋の後始末にも使えます。
冷たい水で鍋を洗うのはキツいので残ったスープは固めてポイっ!ウエットティッシュで仕上げ拭きすれば一歩もテントから出ずに鍋をしまう事ができますよ!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
不定期ですが出来るだけお役に立てる情報を発信していきますのでブックマークよろしくお願いいたします!
Twitter、Instagramもやってますのでフォローよろしくお願いします!
コメント