こんにちはヤスダです
痛いの痛いの飛んでいけ〜
ロッジシェルターのフレームの組み立ては、幹フレームの樹脂パーツに各種15本のポールを差し込むことが主な作業になりますが、ひさしパーツの3本を除いた12本は抜け止めのバネが突しているので、そのバネを指で押し込みつつ差し込む必要があります。
ただ、個体差はあると思いますがそのバネが硬いので抜き差しの際、指が痛いと感じたことはなでしょうか?
革手袋をして設営すれば痛さは気にならないですが、革手袋を別の入れ物に収納していたり、そもそも忘れてしまったりと、結局素手での組み立てになることがけっこうあるものです。
特に冬場の設営は痛くて辛いですよね?
そこで今回はロッジシェルターのフレームバネを素手で抜き差ししても痛くならないように少しだけ加工する方法をご紹介します。
当然メーカー推奨ではないので自己責任にはなりますが、設営撤収のあの痛みから解放されるのであればやる価値ありだとは思いませんか?
同じことで悩んでいた方は試してみて下さいね!
それでは行ってみましょう!
痛い理由
前述しましたがロッジシェルターのフレームの組み立ては3本の幹フレームに脚を6本と合掌と呼ばれる屋根の傾斜になるポール6本を差し込む事が主な作業になります。
脚には上部に一つ、合掌には左右に1つずつ抜け止めのバネが突起していますので、組み立ての際はそのバネを押し込みながら差し込む作業を計18回行う必要があるため、バネが硬いと指がだんだん痛くなってしまいます。
バネが硬い理由は後にも説明しますが、単純にバネの反発が強すぎるためです。
ですのでその反発の強さを緩めてやることであの痛さを緩和できるわけですが、その緩め具合を18個全て統一するための基準というものは当然存在しません。
そこでいろいろ試した結果なかなか良い感じの具合を見つけましたのでそちらを解説したいと思います。
準備するもの
準備する物は先が長く伸びているペンチ、いわゆるラジオペンチだけでOKです。
もしお持ちでなければ準備しましょう。
加工手順
一つのバネの加工は1分程度で完了しますが、18個ともなると途中休憩もはさみつつ1時間程度は必要になってくるかと思いますので、時間に余裕がある時に作業しましょうね!
バネを外す
①
バネを押し込んでから可能な限りバネの上側をペンチの先端でつまみます。
②
バネをつまんだ状態ではまだ穴からバネの頭が出ている状態になると思いますので、パイプの上面を支点にペンチの持ち手を上に上げていくとバネの頭がさらに沈んで穴から抜ける状態になります。
③
後はそのまま引き抜くだけです
バネを曲げる
バネの開きの広さがバネの強さになりますので、広げれば強くなり狭くすれば弱くなります。
痛いと感じている方は現状の広さでの反発では強すぎるということなので狭くすればいいのですが今回は18個もありますので反発の強さ(開きの広さ)を統一するために基準を決めてみました。
曲げる
ペンチでバネの根元付近を挟んでゆっくりと曲げていきます。
簡単に曲がってしまいますので少しずつ様子を見ながらテンションをかけていきましょう。
基準
左が曲げる前で、右が曲げた後です。
フレームパイプにバネを逆向きに差し込んでみて、バネの開きがパイプの内径にピッタリ合う広さを目指します。
曲げ過ぎた場合は手で簡単に広げる事ができますので少しずつ調整しましょう。
バネを戻す
ポール側の穴の位置が上になるよに持ち、バネの上前をペンチでつまんで入れていきます。
バネは反発力を軽減していますので外した時とは違って、戻す時はそこまで苦なくはめ込めると思います。
バネをはめ込んだら確認のため何度がバネを指で押してみて下さい。
随分柔らかくなっていることを感じて頂ける思いますよ!
まとめ
今回はロッジシェルターのフレームバネの反発力を軽減して、組み立て、撤収時の指の痛を緩和するための加工方法をご紹介しました。
- メーカー推奨ではないので自己責任で!
- 痛い理由はバネの反発が強すぎるため
- 用意する物はラジオペンチだけ
- バネは18個あるので時間に余裕がある時に加工しましょう
- バネの曲げ具合はフレームパイプの内径に合わせる
沢山バネがあるので大変ですが、毎回あの痛さを我慢しながらの設営撤収はストレスですので気になった方は試してみてはいかがでしょうか?
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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