こんにちはヤスダです
今回はクイックヒッチについて
クイックヒッチは前回ご紹介したもやい結び(引き解けもやい)と同じシュチュエーションで使うことができる結びです。
ですので両方を覚える必要はありませんが、もやい結びと比べてよりビギナー向けの結びですので、もやい結びが難しくてよくわからない方やもっと簡単に結びたい方にオススメの結び方です。
また、解除に2アクション必要だった引き解けもやいに対してクイックヒッチの場合は1アクションで一発解除できますので撤収の速さを求めるならこちらがおすすめですよ！
お手元にロープをご用意頂いて読み進めて下さいね！
それではいってみましょう！
事前知識
一部を除いて、キャンプで使うロープワークのほとんどがロープの末端とロープの途中を結ぶ作業になります。
ロープワークにおいてはロープの末端のことをランニングエンドと呼び、その反対側を元ロープと呼びます。
もし、この記事をきっかけにこれから新しいロープワークをいくつか覚えていこうとするならば是非ランニングエンドを右手に持つか左手に持つかを統一することをおすすめします。
覚えるロープワークによってランニングエンドを左右変えてしまうと、いざ実践で使う際に戸惑ってしまうだけでなく、途中で結び方を変えなければいけない時に逆方向に長く伸びたロープをこちらにたぐり寄せる必要があったり、一度何かのループなどに通した末端を引き抜いて逆から通し直す必要があったりするためです。
私は右手にランニングエンドを持つように統一していますので解説の写真は右手用に撮影したものですが、同じ写真を左右反転して左用でも分かるように表示していますのでご自身で作業しやすい方で覚えて下さいね！
クイックヒッチ
手順1
対象物にロープを引っ掛けます
手順2
元ロープ側にループを作ります
手順3
作ったループの上にワーキングエンドを重ねます
手順4
重ねたロープを下から回して輪の中に通します
手順5
通した末端にループを作ります
手順6
作ったループを手順2で作ったループの中に通します
手順7
元ロープを引っ張って結び目を引き締めれば完成！
解き方
引き解けもやいは解除するのに2アクション必要でしたがクイックヒッチは一発解除出来ます！
まとめ
今回はクイックヒッチの結び方をご紹介しました！
引き解けもやいと比べて簡単に結ぶことができ、解除も1アクションで可能です。
使うシュチュエーションは同じですので両方試してみてお好きな方を覚えて下さいね！
以上参考になれば嬉しいです！
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