こんにちはヤスダです
実際使うと快適だったよ!
前回、購入方法を解説したENLIGHTENED EQUIPMENTのキルトが手元に届いたので早速開封レビューと使用方法を解説したいと思います。
もしまだ読んで頂けていないのであれば先に読んで頂いた方が分かりやすいです。
待つこと3ヶ月、ようやく到着した初めてのキルトはいったいどんな感じなんでしょうか?
開封から説明しますので是非最後まで読んでみて下さいね!
それでは行ってみましょう!
Convert(コンバート)
僕が購入したモデルはConvert というモデルで背面に縦一直線にファスナーがあるタイプです。
一番メジャーなモデルのRevelation(レベレーション)か迷いましたが、Revelationはファスナーが足元1/4程度しかないので完全なマミー型にすることが出来ないのと、単純にRevelationは使っている人が多いという点でConvertにしました。
このモデルは使っている人が少なく、ネット検索しても中々使用レビューが出てこないので少し不安ではありましたが、そこは自分の直感を信じて購入に至りました。
スペック
モデル | Convert |
ダウンタイプ | 950fp |
快適温度 | 30°F (-1℃) |
長さ | Regular |
幅 | Wide |
カラー/生地厚(D=デニール) | 外 イエロー/10D 内 ホワイトブレンズ/10D |
重さ | 24.2オンス(686g) ※キルト本体のみの重量 |
軽くしたかったので少ないダウン量でもふかふかのロフトが期待できる950フィルパワーのダウンをチョイスして、-1℃対応に。
長さと幅に関しては、僕は身長175cm、体重67kgですのでメーカー推奨でいくと共にRegularサイズがベストです。
ただ、長さはRegularにして幅をWideにしたのは、子供と一緒に寝る可能性があったのと、ハンモックのアンダーブランケットとして使う際に少し余裕が欲しかったためです。
そしてカラーはいざという時(登山の遭難など)に自分を発見してもらいやすいようにド派手なバナナカラーにし、生地厚は軽さと強度のバランスの間を取って外内共に10デニールにしました。
このスペックで重さはたったの686g!
内容
発注から約3ヶ月してようやく到着したキルトは26cm角の想像以上にコンパクトな箱に入っていました。
開封すると大きなロゴが入ったコットン製のスタッフサックに入ったキルトは新鮮な空気を吸い込んで大きく膨らもうとしています。
箱の中身はコットンのスタップサックに入ったキルトとマットに固定するための2種のベルトと持ち運び用のナイロン製のスタッフサック。
あと写真にはありませんが、オリジナルステッカーとスペックが記載されたカードが1枚入っていました。
詳細
全体像はこんな感じ
オプションで追加したドラフトカラーが首周りと足元に着いています。
コードを引っ張って口を閉じる際にカラーを内側に入れ込むと密閉率が上がり、足元のダウン量も増すので暖かいです。
写真では隙間穴が空いていますが、内部は密閉されています。
ファスナーを開けるとベルトを取り付けるためのパーツが4ヶ所見えてきます。
マットと固定
では実際にマットと固定してみます。
固定ベルトはループ状になった物と直線状の物の二種類があり、まずはループ状の物をマットのセンターより少し下辺りに回します(写真ではセンター辺りになっていますがもう少し下です)
マットも黄色であることはツッコまずにスルーして下さい、、、、。
続いて先ほどのベルトとキルトの下側のパーツを固定します。
そして、直線の方のベルトをマットに下から回してきてキルトの上側のパーツと固定します。
この時ベルトは締めすぎず少しゆとりを持った状態にしておいて、寝ながら良い締め具合に調整すると良いです。
固定が終わるとこんな感じになります。
マットの長さとキルトの長さが合っていませんが、僕はあえて短いマットを使っているだけですので気にしないで下さい。
寝てみた感想
まずは何と言ってもこのふかふか感がたまりません。
950fpともあってたっぷりと空気を含んでくれるのでロフトはかなり高いです。
また、僕はナイロンの肌触りがあまり好きではないので、他に所有しているモンベルのダウンシュラフに寝苦しさを感じていましたが、このキルトはしっとりした肌触りですので全く不快感を感じません。
僕はサイドスリーパー(横向きで寝るタイプ)なので頻繁に寝返りを打ちますが、マットとキルトが固定されているのでずれることなく眠ることができます。
掛け布団として
もちろん全開にして掛け布団として使うこともできます。
ファスナーをクローズにして包まるには少し暑いけど、何も掛けないのは少し寒いような時や、子供と一緒に寝たりする時にはこの状態が融通がきいていいです。
キルト使いの強者は家の掛け布団を捨ててこのキルトだけで生活するのだそうな…..。
アンダーブランケットとして
ハンモックのアンダーブランケットとしても優秀です。
従来のアンダーブランケットのように背面部分のみをカバーすることも可能ですが、このConvertの特徴を最大限活かしてファスナーをクローズしてしまえば完璧な保温空間を作ることができます。
一般的なアンダーブランケットを使用するハンモックキャンプでは別に寝袋が必要でしたが、このキルトを使えば空中で寝袋に包まっている状態になるためこれ単体で完結します。
従来のアンダーブランケットはこちら。
収納
冒頭にも紹介しましたが、初めから大小二つのスタッフサックが付属しています。
大きい方は100%オーガニックコットン製で小さい方はナイロン製です。
あまりにも大小の差が大きいので本当に小さい方に入るのかが心配になりましたが、コンプレッションしながら詰め込んで行くとうまく収まります。
小さい方に入れる時は持ち運ぶ時だけにして、普段家で保管する時は大きい方に入れておくとダウンを圧縮し過ぎず、コットンが透湿もしてくれるのでダウンにとって優しい保管方法になります。
まとめ
今回は僕がカスタムオーダーしたENLIGHTENED EQUIPMENTのダウンキルト、Convert の紹介と開封レビューをしました。
Convertは国内で使用している方が少なく情報があまり無いので購入を悩みましたが、実際に使用(とりあえず室内で)してみると想像を超える快適さと暖かさ、そして軽さに驚きました。
キルト型の特徴を十分に理解して使いこなすことができれば、アウトドアの可能性がかなり広がると確信しました。
もし普通のマミー型の寝袋に満足していないのであれば一度検討してみることをお勧めします!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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