こんにちはヤスダです!

12山、80km!
今回は滋賀県西部の山々を繋ぐ中央分水領・高島トレイルについて!
2024年4月1日から4泊5日の行程で妻と中央分水領・高島トレイル(=以下高島トレイル)に挑戦してきました。
結論から言うと残念ながら中間地点にあたる水坂峠で断念し下山をすることになりましたがその理由に関しては途中で説明するとして、その水坂峠までの道のりを写真多めで解説します。
もしこれらか高島トレイルに挑戦してみたいと思っている方に少しでも参考になればと思いますので是非最後まで読んで頂けたら幸いです。
それではいってみましょう!
中央分水領高島トレイルとは
中央分水領高島トレイルとは、マキノの愛発越から朽木の三国岳を登山道で繋いだ全長80kmに及ぶ自然歩道です。
高島トレイル上は可能な限り自然を自然のまま残すための取り組みがなされているため、山小屋やトイレ(一ヶ所あり)などの人工の建物等がありません(一部公共の電波塔などはあります)。
そのため決まったテント場は設けられていませんので自分のペースで進みながら、自分のタイミングで張れそうな所にテントを張るという海外のロングトレイルのようなスタイルになります。
この自由なスタイルがこのトレイルの醍醐味の一つであり、日本全国から挑戦する方が集まる理由でもあります。
ただ、それなりに決まったルールはありますので詳しくは公式のホームページでご確認ください。
高島トレイルを歩く方法として、全行程一気に歩くスルーハイクと、エリアごとに分けて別日に歩くセクションハイクの二種があります。
スルーハイクをするためには健脚な人でも2泊3日〜3泊4日は必要で、公式では5泊6日が望ましいとされています。
その為には前後の移動日程も含むとそれなりのまとまった休みが必要になりますのでなかなか難しい方もおられると思います。
そういう方はセクションハイクにして、季節ごとの景色を楽しみながら歩くのも良いと思います。
スタート地点までの行き方


高島トレイルのスタート地点である愛発越まではJRマキノ駅からバスで向かいます。


最寄りの国境バス停までは約20分程(大人/¥220)で到着しますが、国境行きのバスが1日4本しか運行していないのと、始発が8時41分と遅めですので、乗り遅れてしまった場合はバス停横のタクシー乗り場からタクシーを使う選択もあります。
駐車場

スタート地点にあたる愛発越付近には駐車場はありません。
公式ホームページにも書いてありますが、スタート地点付近に車を停めて住民の方とトラブルになることがあるそうですので、車で来た場合は必ずマキノ駅にある無料駐車場に停めるようにしましょう。
私もここに停めさせて頂いてからバスで愛発越へ向かいました。
山行の間、数日間無料で停めさせて頂けるのは本当にありがたい限りです。