ラインナップ
ENLIGHTENED EQUIPMENT(エンライト イクイップメント)のキルトは数種類の異なったタイプの形と封入素材から選ぶことができます。
それぞれの特徴がありますので、自身が使用する環境に合わせて選ぶことが大切です。
タイプ別
大きく分けると4タイプの仕様があり、それぞれ特徴的な形をしています。
形と仕様を見ながらご自身に合った物を見つけて下さい。
Revelation
Revelation(レベレーション)はENLIGHTENED EQUIPMENTのキルトの中で最もスタンダードなモデルでおそらく一番ユーザー数が多いと思われます。
背面は足元に全体の1/5程の長さのファスナーと留め具が二箇所、スナップボタン数箇所を留めて閉じるようになっています。
特徴的なU字型のキルティングによって欲しい場所にダウンを留めてことができるのでダウンの片寄りによって発生する冷えがありません。
Convert
Convert(コンバート)は上から下まで一直線にファスナーで閉じることが出来るモデルです。
しかもファスナーを解放した状態でも先程紹介したRevelation(レベレーション)と同様に留め具とスナップボタンで閉じることもできるようになっています。
ですのでRevelation(レベレーション)の開きっぱなしの部分がファスナーで閉じれるようになったモデルと言って良いかもしれません。
キルティングに関しては何故かU字型ではなく、縦一直線のI字型です。
Enigma
Enigma(エニグマ)はRevelation(レベレーション)のファスナーを無くしフットボックスを設けたモデルです。
これによって完全に開いて掛け布団のように使うことは出来なくなりますが、先端までダウンが封入されていますのでより足冷えに対しては強くなっています。
キルト型の自由度は落ちてしまいますが、保温性を重視する方にはおすすめです。
Conundrum
Conundrum(コンドラム)は先程紹介したEnigma(エニグマ)の開口部をファスナーで閉じることができるようになったモデル、もしくはConvert(コンバート)にフットボックスを作ったモデルと言っても良いかもしれません。
このモデルも保温性を重視する方にはおすすめです。
封入素材別
上記で紹介したモデルは仕様はそのままに、封入素材をダウンと化繊の2種から選ぶことができます。
それぞれの素材の特徴を理解して選ぶようにしましょう。
ダウン
ダウンはその素材の特徴から軽くて温かいうえに、コンプレッションすることでコンパクトに持ち運ぶことが出来ます。
寝袋に限らず、ダウンジャケットやダウンパンツ、手袋やフットウエアなど様々な製品に採用されていますので多くの方が一つはダウン製品を持っていると思います。
それ程信頼性の高い物ですが素材の特性上、水や湿気に弱い特徴もあります。
ダウンは水分を吸うとロフトが落ちてしまうので雨で湿気が多い時や、テントの結露によって濡れてしまうと本来のスペックを発揮できなくなります。
テントの結露はシュラフカバーなどで回避することはできますが、湿気によるロフト減は避けようがないので、その点のリスクは受け入れる必要があります。
化繊
化繊(化学繊維=ポリエステル綿)の特徴は何と言っても湿気や濡れに強く、例え濡れてしまってもほとんどロフトが減らないので保温性が変わりません。
その点から天候リスクに対してはダウンよりも信頼性が高いです。
だだ素材の特性上ダウンよりも重たくなり、嵩張る傾向があるのでコンパクトにパッキングしたい方には不向きかもしれません。