こんにちはヤスダです
今回は誰でも、何処でも美味しいコーヒーを淹れることができるコーヒー抽出器エアロプレスGo(AeroPressGo)のご紹介。
アウトドアでの使用を目的として開発された物ですので、キャンプとの相性は抜群で、発売以来世界中で愛用されている商品です。
実際にコーヒーショップでも採用されている程の器具ですがエアロプレスGo(AeroPressGo)を使うとクオリティの高いコーヒーが全く技術を必要とせず淹れることが出来ますのでコーヒー初心者からすると神的な器具ですよ!
この商品はこんな方におすすめ
- アウトドアで本格的なコーヒーを楽しみたい方
- 安定した味わいのコーヒーを淹れたい方
- 水だけで美味しいアイスコーヒーを淹れてみたい方
今回の記事はエアロプレスGo(AeroPressGo)を初めて知る方には勿論ですが既にエアロプレスGo(AeroPressGo)を持っている方にも役立つ情報を書いていますので是非最後まで読んでみて下さいね!
エアロプレスGo(AeroPressGo)
アメリカのアウトドア用スポーツ玩具メーカーAeroPress, Inc.(アメリカ エアロプレス)が2005年に発表した空気の力で抽出する全く新しいコーヒー抽出器具AeroPress。誰でも安定した味わいのコーヒーを短時間で抽出できるということから世界中で発売され、日本では2011年に発売されました。そんなAeroPressをさらにコンパクトにしてアウトドアでも楽しめるように新たに開発されたのがAeroPressGoです。
日本では2020年に発売が開始された比較的新しい商品です。
ちなみに、開発したアウトドア用スポーツ玩具メーカーAeroPress, Inc.はあの世界一遠くまで飛ぶフリスビーで有名なエアロビーを開発したメーカーです。僕も子供の頃に遊んだ記憶がありますが全く畑違いですね!
セット内容
商品サイズ | 縦110×横100×高さ175mm |
商品重量 | 448g |
付属品 | チャンバー、チャンバーキャップ、プランジャー、マグカップ、 リッド、ペーパーフォルダー、キャップ、 ヘラ、スプーン、ペーパーフィルター(350枚入) フィルターケース |
AeroPressGo購入時のセット内容は上記のい通りで、専用マグカップの中に6番意外が全て収まるように設計されています。大きめのマグカップを持ち運ぶ感覚で本格的な抽出器具を連れて行けるのは嬉しいですね!
抽出方法
エアロプレスゴーは説明書通りの使い方、いわゆるスタンダード式と説明書には載っていないインバート式(反転式)の2種類の使い方があります。当然ですがスタンダード式で使用するために設計されていますのでインヴァート式(反転式)は“裏技”的な扱いになりますが、圧倒的な利用者の多さから、ある意味インバート式こそスタンダードではないかと思います。
スタンダード式
エアロプレスはフレンチプレス同様、プレスする前にコーヒー粉とお湯を攪拌させてコーヒーの成分を出してからプレスすることを推奨しています。しかし、スタンダード式はマグカップの上にフィルターとチャンバーをセットした状態でお湯を注ぎますので攪拌して成分がしっかりと出るまでにポタポタとドリップされていきます。問題なく美味しコーヒーになりますが、再現性に欠けるという点が気になるところです。
インバート式(反転式)
スタンダード式に対してインバート式(反転式)はチャンバーにプランジャーをセットした物をひっくり返した状態でコーヒー粉を入れ、お湯を注ぎますので途中でドリップされる事なくしっかりとコーヒーの成分を抽出することができるので、再現性が高いのが特徴です。
手順(インバート式)
チャンバーキャップにペーパーをセットします。スタンダード式の場合はこのままで構いませんが、インバート式の場合は一旦逆さまになるのでペーパーが落ちてしまいます。
そこでペーパーにお湯もしくは水をかけて濡らすことでペーパーがチャンバーキャップに張り付いて落ちなくなります。
チャンバーにプランジャーを挿入しますが、挿入する深さで入る湯量が変わってきますので決めておくことをお勧めします。後述しますが今回は③の下まで挿入します。
コーヒー粉を投入します。豆の量は好みになりますのでご自身で調整する必要がありますが、今回は12gを中挽きにしたものを使用。
沸騰したお湯よりも90℃前後まで下げたものの方が良いとされていますが、僕はそこまで味の差が分からないので気にせず沸騰直後の湯を注いでいます。プランジャーが③の下まで挿入されている状態から豆を入れて、チャンバーの広がった所まで湯を注げば大体180mlになります。
コーヒーの状態によっては湯を注ぐとモコモコと発泡しますので、少し注いでパドルを使って一旦かき混ぜてから残りの湯を注ぐようにしましょう!注ぎ終わったら再度10秒ほどかき混ぜます。
濡らしたペーパーが付いたチャンバーキャップをセット。セット後チャンバーキャップ少し回転させてしっかりとロックされたことを確認。←ここ大事!
マグカップを逆さまに被せます。倒れる可能性がありますので安定した台の上などで作業しましょう。
マグカップをセットしたら全体を一気に半回転させます。失敗するとぶちまけて大変なことになりますので、慎重かつクイックに反転させましょう。プレスにはそこまで力は必要ありまんのでゆっくりと30秒ほどかけて最後のエアーが「プシュ〜」出切るまでプレスします。
これで抽出は完了しましたが好みの濃さに応じてお湯を足します。エアロプレスゴーは最大でも200ml程度しかコーヒーを作ることができないので、200ml以内の量を完成として目指すならプレスし切ったところがベストの濃さになるように粉は少なくし、それ以上の量を目指すのであれば、200ml以内で濃く出してお湯を足したところが丁度になるようにします。今回は12gのコーヒー粉で180mlを作り、80ml程加水しました。
残りカス
チャンバーキャップを外すとフィルターの下に圧縮されたコーヒー粉があります。
下に向けてプランジャーを押し込むとそのまま排出されます。
写真撮りの為にお皿に出しましたが普段はゴミ袋に直行です!
プランジャーのパッキンに少し粉が付着したままになりますが簡単に拭き取ることができますのでサッと拭き取って2杯目を以降を入れていきます
メリット
水出しできる
AeroPressが他の抽出器具と比べて優れているところは水出しの美味しいコーヒーを淹れることができるという点です。お湯で淹れたコーヒーを氷で急激に冷ましたアイスコーヒーと比べてスッキリとした味わいが楽しめる水出しコヒーですが、抽出に数時間かかってしまうのが難点。また、お湯を沸かす手段や器具がない状況(オフィス、車中、軽量ツーリングなど)でも水さえあれば本格的なアイスコヒーを楽しめるって素敵じゃないですか?方法は簡単で、ホットコーヒーを淹れる工程の10秒混ぜ合わせる作業を60秒にするだけ!
夏の河原で浄水したての水でコーヒーを飲む事だって可能です!
安定した味が出せる
一般的なハンドドリップ、いわゆる透過式での抽出は入れ方によって味の差が出てしまいますので、安定した味わいを出せるようになるにはそれなりの経験と技術が必要になってきます。その点AeroPressGoをインバートで使う抽出方法は浸漬式(一旦お湯/水に漬け込んで成分を抽出する方法)になりますので漬け込む時間を決めてしまえば、誰でも安定した味わいを再現することが出来ます!
デメリット
1杯分までしか作れない
AeroPressGoは一度に1杯分のコーヒーを淹れることしかできない為、複数人にコーヒーを振る舞いたい場合は都度プレスする必要があるので多少面倒かもしれません。だだ、一杯あたり1分程度で抽出できるのでその辺は個々によって感じ方は違うかもしれませんね!
専用フィルターが必要
AeroPressGoには専用の丸型フィルターが必要です。「無い!」ってなった時に近くのスーパーには売っていません。最近はアウトドアショップなどでの取り扱いが増えてきているので置いていることもありますがまだまだ一般的な三角フィルターと比べるとメジャーではないので注意が必要です。ただ、ネットでも変えますし、初めに350枚のフィルターが付いていますのでなかなか減りませんが、、、。
小ネタ
snow peakのチタンシングルマグ450にシンデレラフィット
専用のマグカップは何となく見た目や使用感に味気ない気がするという方や最低限のパーツで抽出したい方に朗報です。snow peakのチタンシングルマグ450にチャンバー、プランジャー、チャンバーキャップを入れて蓋をすればピッタリと治ります。蓋もマグの返しの部分にしっかりと引っかかるので簡単に開いたりはしません。残念ながら高さがギリギリですのでフィルターケースは入れる事ができませんのでフィルターのみを隙間に忍ばせるか、別に持って行く必要があります。
携帯用フィルターケース
100均のイヤホンケースにフィルターがピッタリと治りました!大体100枚程度収納できますし、しっかりとした作りですので押しつぶされてフィルターが曲がることもありませんのでお勧めですよ!
まとめ
今回はAeroPressGo(エアロプレスGo)について解説しました。
AeroPressGoは2020年に発売が開始された比較的新しい商品で、誰にでも安定した味わいのコーヒーを短時間で抽出できるコーヒー抽出器具です。専用マグカップの中に必要な物が全て入るように設計されているのでアウトドアどの相性は抜群です!
一般的なハンドドリップと比較ししてのメリット、デメリットとして
メリット
- 安定した味わいを出せる(再現性が高い)
- 水出しができる
デメリット
- 1杯分までしか作れない
- 専用フィルターが必要
メリットはそのままに、デメリットもそこまで不便な物ではないというのが僕の結論です。
最後に小ネタとしてsnow peakのチタンシングルマグ450にシンデレラフィットすることと、100均のイヤホンケースにフィルターがピッタリと治ることを紹介しましたので是非試して下さいね!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
不定期ですが出来るだけお役に立てる情報を発信していきますのでブックマークよろしくお願いいたします!
Twitter、Instagramもやってますのでフォローよろしくお願いします!
コメント