結果
なかなか期待を裏切ってくれる結果となりました!
皆さんはどんな予測をされていたでしょうか?
それでは詳しく見ていきましょう!
25円ライター
予想通りと言いましょうか、フリントからは勢いよく火花が出ますが全く火がつきせん。
もしや?と思いガスのボタンだけ押しながら耳元の近づけてみますがガスが出る音がしません!
そこで手で10秒握って温めては着火を繰り返すこと1分後、弱々しく炎を灯してくれました。
やはりブタンが原因なのでしょか?
BIC
期待大のイソブタンでしたが初動は100円ライターと同じくフリントの火花のみでガスが出る音がしません。
同様に10秒握っては着火を繰り返すこと30秒後、なんとか着火!
いくらイソブタンとはいえ、-19.5は寒過ぎたようですね。
ただ、25円ライターと比べると早く着火したことと、火力がつき始めから安定しているような気がしました。
IMCO
迷うことなく1発着火!
思わず「えっ?」と声が出てしまいましたが、何の問題もなく1発で着火してくれました。
写真をよく見て頂いたら分かりますが風防の部分がまだ凍ってますがそんなことはお構いなしの着火力!
これはなかなか衝撃の結果でした!
SOTO
日本代表SOTO選手は他のガスライター同様、初動着火ならず!
目視で放電火花は確認できるのですが、やはりガスが出てきません。
同じく10秒握り着火を繰り返して1分ほどで着火しましたが、火力弱めといった感じです。
これもまたブタンの限界なのでしょうか?
まとめ
今回はライターを4種類使って寒冷地で使えるのかを実験してみました。
寒冷地というには少し劣悪な環境での実験になりましたが結果をまとめると以下の通り。
ライターの種類 | 初動/状態 |
---|---|
4本で100円のライター(フリント式/ブタン) | ・初動着火せず。 ・1分ほど手で温めることで無事着火。 着火後も火力は弱い |
BICライター(フリント式/イソブタン) | ・初動着火せず ・30秒ほど手で温めることで無事着火 ・着火後の火力は安定しているように感じる |
IMCOオイルライター(フリント式/オイル) | ・1発着火 |
SOTOマイクロトーチ(電子式/ブタン) | ・初動着火せず ・1分ほど手で温めることで無事着火 ・着火後も火力は弱い |
当然ですがブタン、イソブタン共に沸点以上にならないと気化しないためガスが出てこない事態が起きたんだど思います。
寒さによる気圧の低下も影響しているのもかもしれませんが結果的にガスライターは極寒冷地では機能しないことが分かりました。
実験前に「電子式ライターは寒冷地では放電火花が出なくなる」というネットの情報を得ていたのでそこも確認したかったのですが、目視で放電火花を確認できたのでそこの部分に関してはネット上の誤った情報であることが分かりました。
ブタン、イソブタンに関しては手で温めることによって着火しましたので、イソブタンの沸点である-11℃以上ではもう少し結果が変わってきたかもしれませんね。
実際BICのライターは世界的にも多くの山岳ハイカーやアルピニストが持参していることで有名だよ!
そして何と言ってもオイルライターの強さを再確認できた実験でもありました。
オイルライターは燃料の残量が分からない点や風に弱いというマイナスポイントもありますが、いざという時はしっかりと仕事をしてくれるので一つは持っておきたいアイテムだと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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