実は僕も知りませんでした、、、。

こんにちはヤスダです

ヤスダ
ヤスダ
BBQの語源はスペイン語の丸焼きを意味するbarbacoa(バルバコア)だそうです

さて今回はBBQの炭の処理についてです。
皆さんは炭の処理どうしていますか?

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もったいないお化けでますよ

最近、河原などで焚き火跡や消し炭の放置が問題になっています。
先日訪れた河原にも消し炭が山積みに放置してありましたが実に勿体無いと思いました。
炭はカセットコンロのガスと同じ燃料です。
まさかカセットコンロのガスを半分も残っているのに捨てたりしないですよね?(そもそも危ないのでダメですが)
炭も白く灰になるまでは炭としてちゃんと使えるのに水をジャーっとかけて捨ててしまうなんて勿体無いと思いません?
次も使える状態にして持ち帰るとお財布にも景観にも優しいので誰も困らないです。
放置派の方も安全でお得に持ち帰ってみませんか?

消火と持ち帰りは消しつぼで

出典:Amazon

水を掛ける消火は手っ取り早いのですが入念に水を掛けないと消しムラが出来て危険ですのでおすすめ出来ません。
その点消つぼは火のついた炭を入れて蓋をするだけで量にもよりますが30分程度で確実に消火します。他の片付けを始める前に消つぼに入れておくと効率的に撤収できます。また、消つぼで消火した炭は火つきが良いので次回の着火が楽になるという特典つき。安全に持ち帰れて次の炭代が少し浮くなら選択肢は一択じゃないですかね?

それでも持ち帰りたくない方

それでも帰ってからの炭の保存場所の問題や、年に1〜2回しかBBQをしない方は炭が邪魔になってくるのもわかります。
そんな方は炭捨て場が設置してあるBBQスペースやキャンプ場を利用すれば、気にすることなく余った炭をそのまま置いて帰ってくることが出来ます
ただ、場所によって様々なルールがあるので事前に問い合わせすることをお勧めします。

炭は自然には還らない

中学生の時に習った元素記号を覚えていますか?
水(H) 兵(He) リー(Li) べ(Be) ぼ(B) く(C) の(N)(O) ふ(F) ね(Ne) なな(Ne) まがる(Mg)(Al)シプス(Si)(P)(S) クラーク(Cl)(Ar)(K) か(Ca)
木材が炭になった状態はの「く」のC(炭素)にあたります。
炭素は元素なのでこれ以上分解される事がないため炭はそのままずっと黒い状態で残ります。実際中国で50万年前の北京原人の遺跡から木炭が発見されています。
ポイ捨て代表の空き缶でもスチールなら100年、アルミは200年、ペットボトルなら450年で分解されるといわれていますが炭は50万年経っても分解されないんだから永遠に炭は炭ってことです。
僕も随分前になりますが、知人に教えてもらう前までは炭を埋めておけばいずれ土に還ると思ってました。

でも何かモヤっと

炭は自然には還らない」だから持ち帰ろう!という声を最近よく耳にしますが微妙に説明不十分で僕はなんかモヤっとします。
自然に還らないことと、環境への影響がイコールではないからです。
炭を放置したからといってそこの土壌が汚染されるわけではありません。
海の砂だってそこに沢山のSi(ケイ素)があるだけで自然になんの影響があるわけでもなく、炭も同じでただC(炭素)があるだけだからです。
大事なのは元の状態に戻して帰ること。Leav No Trace(痕跡を残すな)です。
いかに痕跡を残さず帰れるかがカッコいい自然の遊び方だと思います。
ソロキャンパーでYouTuberのBoomer outdoorさんが始めた「一泊一膳」。
もっと広まればいいなぁと思います。

まとめ

もう20年以上前の話ですが、TV放映されたガラパゴス諸島の特集で、内容は全く覚えていませんが最後に現地ガイドが言った言葉だけが強烈に頭に残っています。
“持ち帰っていいのは思い出だけ、残していいのは足跡だけ”
カッコよくなですか?
仲間や家族とワイワイBBQは楽しいですし、健全な外遊びだと思います。
ただ毎年各所でキャンプ、BBQ禁止の看板が新たにたてられているのも事実です。
これからも楽しい外遊びを続けられるかどうかは僕も含め皆さんのカッコいい行動次第ではないでしょうか。

ヤスダ
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この記事を書いた人

関西在住、一男一女の父
家具作りで生計を建てつつ全力でキャンプを楽しんでいます!
キャンプ、釣り、その他アウトドア情報や、たま〜に木工情報もゆるっと発信していきます!

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