[最終手段!]落とし切れなかった帽子の汗染みがこれで無くなる! 

帽子 シミ

こんにちはヤスダです

ヤスダ
ヤスダ

これなら落ちる!

前回ご紹介した帽子にできたシミの落とし方について、自身も何度か試すなかで少し気づいたことがありますのでシェアしたいと思います。

もし前回の記事をまだ読んでおられない方はそちらから読んでみて下さい。



その気づきとは帽子の種類によって落ちにくい物があるということ。

実際に僕も違う帽子で試した時に薄らとシミが残ってしまったのでその対処法について考えました。

今回ご紹介する方法は効果が出れば1発で解決する即効性のある方法ですので諦めていた方は是非ためしてみて下さい!

それではいってみましょう!

目次

用意する物

ベンジン キッチンペーパー

用意する物は染み抜き用のベンジン厚手のペーパータオル2枚のみ。

いずれも簡単に手に入りますので直ぐに揃える事ができると思います。

ベンジン

ベンジン

ベンジンは石油からできた揮発性の高い可燃性の液体で、主に染み抜きやオイル式のカイロ、またはシール剥がしに使われます。

ベンジンには染み抜き用カイロ用の2種類があり、今回のように染み抜きをする際はどちらを選んで頂いても構いません。

ちなみに、カイロ用はカイロにも染み抜きにも使えますが、染み抜き用は洗剤成分が含まれていることがあるためカイロに使うことが出来ませんのでご注意下さい。

もしハクキンカイロ等のオイル式カイロをお持ちの方は両方に使えるカイロ用を購入する方が汎用性がききますがベンジン自体が割高になりますので、オイル式カイロを使う予定のない方は安価な染み抜き用の購入をおすすめ致します。

すこしややこしいのでまとめると

カイロ用オイル式カイロや染み抜きにも使えるが高価
染み抜き用染み抜きにしか使えないが安価

ペーパータオル

キッチンペーパー

ペーパータオルは2枚用意します。

ベンジンで浮かした油を吸い取るために使いますので、使用済みのTシャツやタオルでも構いませんが、あまり綺麗ではない物や色付きの物は汚れや色が浮き出て帽子に移ってしまう可能性がありますので白色が望ましいです。

また、ベンジンは非常に揮発性が高いため効果が発揮される前に気化してしまうことがありますので、ペーパータオルの場合はできるだけ厚みがある物が望ましい(ベンジンを多めに吸わせるため)ですが、手に入らない場合は折り重ねてある程度厚みをもたすことで少しでも気化を遅らせる事ができます。

作業前に

  • 前回の方法を試した直後の方はそのまま作業に掛かって頂いて構いませんが、その後ある程度帽子を使用している方や、いきなりこの方法から始める方は作業前に必ず帽子を洗濯し、余分な汚れを落として乾燥させてから作業するようにしましょう。
  • ベンジンは揮発性が高く引火点が−40度と低いため火の取り扱いには十分注意して頂き、吸い込むと健康被害の可能性もありますので必ず換気をしながら作業するようにしましょう。
  • 手荒れが気になる方はゴム手袋等で保護することをおすすめします。

作業手順

帽子 染み抜き

まずはペーパータオルにベンジンをつけて帽子の目立たないところに少しつけて反応を見ます。

直ぐに揮発しますので帽子の色落ちや変形がないかを確認しましょう。

帽子 シミ

落としたいシミがある部分の下にペーパータオル敷きます。

帽子を移動させながら作業をしますのでシミの範囲よりも広く敷くようにして下さい。

ベンジン キッチンペーパー

ペーパータオルに直接ベンジンを染み込ませます。

直ぐに気化していきますので少し多めに染み込ませるのがポイント。

この作業がやりにくい方はあらかじめ皿型の容器などにベンジンを入れておき、ペーパーをつけながら作業するのもいいかもしれません。

帽子 染み抜き

シミの上からトントンと押しつけながら叩いていきます。

薄手の生地などは下に敷いたペーパーにシミを移すように叩いていきますが、帽子のツバは芯が入っていることがほとんどですのでシミを下に抜くというよりは、シミを吸い上げるイメージで作業します。

ベンジンで溶け出したシミが再度帽子に移ることを避けるため、帽子とペーパーが接触る部分をまめにずらしながらシミを吸い上げていきます。

また、ムラになることがありますのでシミの部分だけではなく、シミの倍ぐらいの範囲までを同時に作業するようにしましょう。

帽子 染み抜き


表面がある程度終わったら乾き切る前にひっくり返して裏面も同様に作業します。

表→裏→表ぐらいで作業をやめてベンジンが乾くの待ちます。

before-after

帽子 シミ
before
シミ 除去
after

綺麗に落ちましたね!

この方法は結果がすぐに分かり、ベンジンが気化した後は帽子をわざわざ洗う必要がないのでお出かけの前などに10分程時間があれば作業が完了してしまう手軽さがあります。

ただ稀に色落ちする可能性がありますのでまずは前回の方法をお試し頂き、それでも落ちなかった場合に活用することをおすすめします。

まとめ

今回はベンジンを使った帽子のシミ抜き方法について解説しました。

  • 用意する物はベンジンペーパータオル
  • ベンジンは染み抜き用が安価でおすすめ
  • ベンジンを染み込ませたペーパーで押しつけながら吸い上げるイメージで叩いていく
  • ベンジンが乾いてしまえば洗う必要はない

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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帽子 シミ

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この記事を書いた人

関西在住、一男一女の父
家具作りで生計を建てつつ全力でキャンプを楽しんでいます!
キャンプ、釣り、その他アウトドア情報や、たま〜に木工情報もゆるっと発信していきます!

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