[自分で簡単!]1年放置した帽子の汗ジミを落とした方法はこれ!

帽子 シミ

こんにちはヤスダです

ヤスダ
ヤスダ

諦めないで!

今回は帽子のおでこ付近に出来た汗ジミの取り方について。

日差しがキツくなると帽子をかぶる機会が増えますが、どうしても気になるのが汗ジミです。

汗をかいたその日に洗ってしまえばそこまでひどいシミにはなりませんが、キャンプや旅行先ですぐに洗えなかったり、ついつい洗うのを忘れてしまったりして時間が経つとすぐにシミになってしまいます。

そこで今回は既にシミになってしまった帽子を綺麗にする方法についてご紹介します!

しかも、今回説明に使用する帽子の汗ジミは、シミになって1年近く経過している物なので除去できればなかなか信頼できる方法になるのではないでしょうか?

今記事はこんな方の悩みが解決します

  • お気に入りの帽子に汗ジミが出来て悩んでいる方
  • 色々自分で試してみたけどシミが落ちないので諦めている方
  • クリーニングに出したけど落ちなかった方

いかがですが?結構こんな悩みをお持ちの方はおられるのではないでしょうか?
そんな方は是非最後まで読んで解決して下さいね!

それでは行ってみましょう!

目次

帽子のおでこ付近にシミが出来る理由

気温の上昇、運動、辛いものを食べた時などさまざまの要因で人は発汗しますが、帽子をかぶっていて先ずはじめに影響を受けるのがおでこ周りです。

他の部分は基本的に髪の毛と接していますが、おでこは直接皮膚になるので汗をかくとダイレクトに帽子が汗を吸うかたちになります。

汗ジミは汗に含まれる皮脂などの分泌物が酸化して出来たものですが、その分泌物は酸素と紫外線に触れることによってより早く酸化が進みます。

そのことから帽子のおでこ付近は紫外線と空気に触れやすい環境が整っているので直ぐにシミになるというわけです。

作業前の状態

帽子 シミ
帽子 シミ

濃い色の帽子ですのでまだ目立ちにくいですが、それでも見てはっきりと分かるぐらい濡れたようにシミが広がっています。

冒頭にも触れましたが、今回使用する帽子のシミは1年ほど前に出来た物です。

シミに気づいてから、お湯+ボディソープで洗ってみたり、しっかり洗濯機で洗ってみたりと自分なりにいろいろ試してみましたが結局落ちずに今に至ったシミ汚れです。

実はこの前に被っていたお気に入りのワークキャップもシミになり、色がベージュだった為かなりシミが目立ったのでキャップ全体をTシャツ用の染色剤で濃いカーキ色に染めるという強硬手段きょうこうしゅだんに出たこともあります。

ヤスダ
ヤスダ

何の自慢にもなりませんが実は帽子のシミに対するストレス歴は長いんです!

準備する物

漂白剤 炭酸ソーダ 洗面器

大まかに用意する物は酸素系漂白剤セスキ炭酸ソーダ、洗面器の3点。

特殊な物ではないのでドラッグストアやホームセンター、ネットなんかでもで簡単に手に入ります。

ただ、今回の方法では酸素系ではありますが漂白剤を使いますので洗濯表示を確認したうえで自己責任でよろしくお願い致します。

また、麦わらや皮革素材、フェルトなどのデリケートな素材は専門業者にお任せすることをお勧めいたします。

漂白剤(酸素系)

酸素系漂白剤

漂白剤は酸素系のものを使います。

間違って塩素系の漂白剤を使うと色柄物は色落ちしてしまいますのでくれぐれもお間違えなく! 

セスキ炭酸ソーダ

炭酸ソーダ

皮脂汚れは酸性ですので、アルカリ性のもので中和すると汚れが落ちやすくなります。

セスキ炭酸ソーダの代わりに重曹でも構いませんが、セスキ炭酸ソーダの方がアルカリ度が高いので手に入るのであればセスキ炭酸ソーダを用意しましょう。   

洗面器

洗面器

帽子全体が入る物であれば何でも構いませんが金属製の物は漂白剤と反応する可能性があるので一般的なポリプロピレンの物が安心です。

手順

それでは手順を解説します。

作業自体は単純ですが、つけ置きの工程があるので時間に余裕がある時に作業するようにしましょう!

1ペーストを作る

漂白剤ペースト

漂白剤:セスキ炭酸ソーダ = 1 : 1

漂白剤が液体に対してセスキ炭酸ソーダが粉末になりますので、量に関しては調理用の測りを使って重さで測ると簡単に等量を測ることが出来ます。

漂白剤とセスキ炭酸ソーダを1:1の割合で混ぜたペーストをつくります。

本来は重曹でペーストを作るものなのでセスキ炭酸ソーダでは溶け切らず、ペーストと言うには微妙な感じになりますがこれでも大丈夫です。

2 ペーストを刷り込む

先ほど作ったペーストをシミの気になる箇所に刷り込んでいきます。

酸素系漂白剤で手荒れする方もおられますので気になる方は素手では触らずスプーンなどで塗り込んで下さい。

この状態で10分ほど置いておきます。

帽子に洗濯表示がない場合や色落ちが気になる方は帽子の目立たないところに少しだけ付けてみて、問題がないことを確認してからこの作業をするようにしましょう。

3 漬け込み液を作る 

漂白剤 炭酸ソーダ

お湯 + 適量の漂白剤 + 同量のセスキ炭酸ソーダ

ペーストを刷り込んで待っている間に漬け込み液を作ります。

計量カップで測りながら帽子全体が浸る程度のお湯(40〜50度)を洗面器に用意し、そのお湯の量に適した量の漂白剤(水1Lあたり10mlなど ※メーカーによって異なるためラベル参照)と漂白剤と同量のセスキ炭酸ソーダを入れて軽く混ぜます。

4 漬け込む

帽子 浸す

色むらや変色する恐れがあるので帽子全体が浸かるように重し(今回は何故かスプーン)をして漬け込みます。

何度も試す中で気づいたことは、漬け込む時間によって効果が大きく変わり、やはり長く漬け込んだ方がより効果的でした

と言っても半日よりも長く漬け込んでもはあまり効果は変わらないようなので、その辺で調整すると良いでしょう。

おすすめは就寝前から朝にかけて一晩に漬け込んでから朝にすすいで干すと効率的ですし、夏場なら昼までには乾いてしまします。

5 乾燥させる

漬け込み後、取り出した帽子をお湯でしっかりとすすいでから型崩れを防ぐためにタオルを詰め込んで風通しの良いところで乾かします。

途中で詰め込んだタオルを新しい物に交換するとより早く乾きますのでお急ぎの方は試してみて下さい。

結果

綺麗に落ちましたね!

1年近く放置していたシミがこのレベルで落ちるのはなかなか凄いと思いませんか?

後に帽子の種類によってはこの方法でシミが落ち切らない事がありました。
そんな方は以下の方法を試してみて下さい!

汗染み対策

出来てしまった汗染みは今回紹介した方法で落とすことはできますが、そもそも帽子が汗を吸うことを未然に防ぐことができれば染みになることもありません。

帽子用の汗取りパッドを上手に併用しながら大切な帽子と長く付き合って下さいね!

まとめ

今回は帽子にできてしまったシミの落とし方につて解説しました。

手順おさらい

  1. 漂白剤+炭酸ソーダのペーストをシミ塗り込んで10分待つ
  2. お湯に漂白剤+炭酸ソーダを溶かした物に漬け込む(半日程度)
  3. しっかりと洗い流して乾かす

今まで色々と試した結果、落すことができずに1年近くも放置していた帽子のシミがここまで落ちたのは驚きでした。

もし同じようなことでお悩みの方に参考にしていただけたら幸いです!

最後まで読んで頂きありがとうございました!
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帽子 シミ

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この記事を書いた人

関西在住、一男一女の父
家具作りで生計を建てつつ全力でキャンプを楽しんでいます!
キャンプ、釣り、その他アウトドア情報や、たま〜に木工情報もゆるっと発信していきます!

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