こんにちはヤスダです
まるで魔法!
今回は偏光サングラスのお話。
サングラスの役割は主に日差しなどの眩しさから目を保護することですが、使われているレンズによって全く機能が違うことをご存知でしょうか?
機能?色の濃い薄いの違いだけじゃないの?
メガネにも近視用、遠視用、老眼用など、用途によって使い分けがあるように、サングラスも使用目的に合ったレンズがあるねん!
サングラスのレンズには大きく分けてカラーレンズ、調光レンズ、偏光レンズ、ミラーレンズの4種類があり、目的や用途によって活躍する場面が違います。
今回ご紹介する偏光サングラスは釣り人の必須アイテムとして有名ですが、その他にも掛けるだけで日中の車の運転が劇的に楽になり安全性がかなり向上するアイテムでもあります!
理由は後ほど詳しく解説しますが僕はこのサングラスを始めて掛けた時、思わず「えっ?え〜!」と声が出たほど掛けている時と掛けていない時の違いに驚きました!
そんな衝撃体験をみなさんにもして頂きたいので写真付きで解説しますね!
それではいってみましょう!
レンズの種類
冒頭にも触れましたがサングラスのレンズには大きく分けてカラーレンズ、調光レンズ、ミラーレンズ、偏光レンズの4種類があり、目的によって活躍する場面が違います。
今回は偏光レンズについての解説ですが、少しだけ他のレンズも含めて特徴を紹介しておきます!
カラーレンズ
サングラスとして一番一般的なのがカラーレンズです。
レンズを着色することで光の量を抑えて眩しさを軽減する効果があります。
カラーはブラウン、イエロー、ブルーなどかなり幅が広いのでファッションとして採用される事が多いのも特徴の一つ。
メリット
ファッションサングラスに採用されていることが多いのいでおしゃれなデザインのものが豊富です。
眩しさ軽減の目的以外にファッションとしてサングラスを取り入れたい方におすすめ!
デメリット
カラーは濃くなるにつれて眩しさの軽減率は高くなりますが、逆に目はよりたくさんの光を取り込もうとして瞳孔を開きます。
その際UVカット機能のないレンズであれば紫外線は透過しますので、開いた瞳孔にダイレクトに紫外線を浴びせることになりますので注意が必要です。
調光レンズ
紫外線の量によって色が濃くなったり薄くなったりする不思議なレンズ。
室内ではクリアーのメガネなのに、日差しのきつい野外に出ればサングラスに変化します。
また、温度によっても色が変化し、暖かくなれば薄くなり、寒くなれば濃くなる特徴があります。
メリット
視力が弱い方は度付きのものにすることで、メガネとサングラスの二役をこなしてくれるため、わざわざサングラス単体を持ち歩く手間が省けます。
デメリット
紫外線量で反応するため、車のガラスがUVカット使用になっていると、レンズは紫外線に反応できないので色は変わりません。
また、紫外線の入ってこない室内であっても寒ければ濃い色に変化しますので、場合によっては度付きメガネとして使えないこともあります。
ミラーレンズ
名前の通りレンズの表面が鏡のようになっていて、ギラギラと眩しい光を反射する効果があるため、雪の照り返しがきついスキーやスノーボードのゴーグルはミラーレンズになっている事が多いです。
また、スポーツ選手はミラーレンズを好んで使用していることが多く、理由としては眩しさを軽減する目的以外に相手から自分の目の動きを悟られないようにする目的があるそうです。
アスリートの世界では目の動き一つで勝敗が決まることもあるので重要なアイテムになるわけですね。
メリット
ベースカラーの濃さによって可視光線透過率は変化しますが、ミラーコートをするかしないかでも可視光線透過率は3~5%変わると言われていますので、同じベースカラーのサングラスと比べると目を保護する力は強いと言えます。
可視光線透過率・・・取り込む光の量
デメリット
ミラーの効果によってレンズの前方から来る光に対して跳ね返す力はありますが、逆にレンズの裏側(顔側)から入ってきた光はレンズの内側で反射するため、自分の目や景色が写ってしまい見えにくくなることがあります。
これを裏写りというそうです。
偏光レンズ
眩しさを軽減する一番簡単な方法は、レンズの濃度を濃くすることで可視光線透過率を低くすることですが、そうすることで日が沈むにつれて暗くて見づらくなるというデメリットがあります。
偏光レンズは偏光膜という特殊なフィルターを使うことによって斜め方向からくる不要な光(雑光)を跳ね返し、正面からくる光のみを通す不思議な構造になっています。
その構造のおかげで必要以上にレンズ濃度を濃くすることなく可視光線透過率を低くする事ができるので、明るくクリアな視界を確保する事ができるわけです。
メリット
偏光膜の機能により、明るい視界を確保したままザングラスとしての機能を果たしてくれるので、室内やトンネルなどの比較的暗いところでもサングラスを外す必要がありません。
また、路面の照り返し、建物の窓ガラスの反射など、乱反射した光(雑光)は見ようとぜずとも様々な方向から勝手に目に飛び込んできますので、自覚している以上に目は疲れてしまいますが、偏光レンズはそんな雑光を自動的にカットしてくれるので体感的にも目が楽であることに気づくと思います。
デメリット
偏光レンズ越しにスマホやナビ、テレビなどの液晶画面を見ると虹色の模様が見えることがあります。
これは画面から出る光が一定方向ではないことが原因だとされており、車のリアガラスにも同じような模様が見えることがありますが、強化ガラスの特性上仕方無いことだそうです。
気になるようであれば状況によってサングラスを外して対応しましょう!
偏光サングラス
先ほど紹介した偏光レンズの機能が他のサングラスとの大きな違いであり、見たくないものが見えなくなり、見たい物がはっきりと見える魔法の秘密になります。
では実際偏光レンズ越しに見るとどのように見えるのかをシュチュエーションごとに解説していきます。
釣り
ある釣り人は「スピニングタックルを忘れたとしても何とかベイトタックルで釣りをするが、偏光サングラスを忘れたらその日は釣りを諦めて帰る
」と言ったほど釣り人にとって水中が見えるか見えないかで釣果は大きく変わります。
写真のように水面の反射によって裸眼では全く見えなかった部分が偏光サングラスを掛けた途端、嘘のようにはっきりと見えていることがお分かり頂けると思います。
岩礁や海藻などの本来水中に沈んで見にくかった物が見えるようになるので、根掛かりの回避や魚が潜んでそうな所をピンポイントに攻めることができるので、より効率的な釣りが出来るようになるのです。
運転
運転中はダッシュボードの映り込みや対向車からの反射など、実は当たり前のように見ている景色の中には沢山の不要な光(雑光)が混じっています。
その雑光を見続けるとで目は疲労を蓄積していくので、運転を良くする方やロングドライブをする方には特に偏光サングラスがおすすめです。
また、日差しがきつい時のダッシュボードの映り込みは視界の妨げになり、何気なくダッシュボードに上に置いた物が写りこんだ部分はフロントガラスにステッカーを貼ったように視認性が悪くなり事故の原因にもなります。
では、実際に偏光レンズを通して見るとどのように見えるかを比べてみましょう。
上記の写真は夕方4時の太陽が雲に隠れている状態で撮影したものですが、それでもフロントガラスにはダッシュボードに置いた物や、エアコンの吹き出し口、フレームが映り込んで視界の邪魔をしていることがお分かり頂けると思います。
その状態で偏光サングラスを掛けると、、、、↓
どうでしょう?映り込んだ物が魔法のように視界から消えましたね!
これが運転の際に偏光サングラスをおすすめする理由です。
撮影場所は公園入り口付近ですが、ダッシュボードに置いた物がブレーキを踏むなどしてもう少しフロントガラスに寄った状態になれば映り込みも下に下がり、ちょうど入り口と被ることになるので、子供の飛び出しがあったとしても気付くことは難しいと思います。
またこのように↑対向車からの反射もカットしてくれるので疲労軽減と事故防止のためにも是非偏光サングラスを活用しましょうね!
おすすめ購入方法3選
おすすめ1
ファッションにもこだわりたい方はRay-BanやOAKLEYなど、人気ブランドのフレームに偏光レンズが入ったものがおすすめです!
とにかく掛けているだけでカッコ良いのはもちろん、レンズは偏光なので火の打ちどころがない一本になるでしょう。
友達や知人に自慢したくなること間違いなし!
おすすめ2
レンズの色やフレーム形状を組み合わせて更ににこだわりたい方は専門店で選ぶのもおすすめです。
TALEX(タレックス)は創業から80以上続く偏光レンズ専門のメーカーで、「冒険家・プロスキーヤーの三浦 雄一郎さん」をはじめ、数多くの有名な方がTALEXレンズを愛用していることで有名です。
豊富なラインナップの中からレンズのカラーや度の有無、またフレームの種類などを専門スタッフのアドバイスを聞きながら組み合わせることができるので、より自分好みサングラスを手に入れることができます。
おすすめ3
これは僕が購入した方法ですが先ほどご紹介したTALEXでは現在お手元にサングラスがあれば持ち込みでレンズのみ偏光レンズに変えてもらうことも可能です。
フレームの費用が掛からなのでよりリーズナブルに偏光サングラスを手に入れることができるためお気に入りのフレームをお持ちの方にはおすすめです!
フレーム形状によっては断られることもあるそうですが、僕の持っているBRIKOの湾曲した特殊なフレームでも可能でしたので一度相談してみてはどうでしょうか?
まとめ
今回は偏光サングラスについてご紹介しました。
- サングラスのレンズには大きく分けてカラーレンズ、調光レンズ、ミラーレンズ、偏光レンズの4種類がある
- 偏光レンズはレンズカラーを濃くしなくても可視光線透過率を低くできるので明るくクリアな視界が確保できる
- 雑光を自動的に遮断してくれるので、水面のギラツキや車のフロントガラスの映り込みなどが魔法のように見えなくなる
- ファッションにこだわりたいかたはブランドフレームのものがおすすめ!
- より細かく組み合わせて自分好みにしたい方はTALEXにLet’s go!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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