こんにちはヤスダです
ナチュラルムーブメント!
以前、当ブログでベアフットシューズのご紹介をしましたが、今回は更に踏み込んだサンダルのご紹介。
まずはベアフットシューズについて知っておかないと理解しにくい内容になりますので、もしまだ読んで頂けていないのであれば是非こちらを先に読んで見て下さい。
僕にとってベアフットシューズはもはや生活の一部ではありますが、夏場の足をより解放できる季節にはサンダルが履きたくなるものです。
今回ご紹介するゼロシューズというブランドのサンダルはとにかく限界まで素足に近い状態になれるサンダルです。
あくまでも、ナチュラルな足を手に入れるためのトレーニングサンダルですのでファッションを目的とする方にはあまりおすすめできませんが、ベアフットシューズを持っている方や、興味のある方には是非おすすめしたいサンダルですので最後まで読んで見て下さい!
それではいってみましょう!
XERO SHOES(ゼロシューズ)とは
XERO SHOES(ゼロシューズ)は2009年にアメリカのコロラドで誕生したシューズブランドです。
創業者のスティーブは自身の足の故障と「Born to Run」という一冊の本をきっかけに、より自然なスタイルでランニングできるサンダルを自ら作るようになります。
そこから今日に至り、今ではXERO SHOESには様々なカテゴリーのシューズがありますが、原点はサンダルにあります。
「ナチュラルムーブメント(身体に負担のない自然な動き)を身につけよう!」をコンセプトにサポート機能やクッション性がある靴を履き続けたことで失われていた足本来の機能を取り戻すために、XERO SHOESにはサポート機能やクッション性はなく、サンダルに至ってはたった5mmの薄いソールしかありません。
このサポートのない靴やサンダルを履くことで身体の適応能力を利用して足本来の機能を取り戻し、身体に負担のない自然な動きが身につけることを目的とします。
ジェネシス
仕様
僕が愛用しているサンダルはジェネシスというモデルのサンダルです。
薄いソールにパラコードのような紐を通しただけの非常にシンプルな作りですが、紐を自分の足に合わせて調整することで驚くほどフィットして履いているのを忘れるぐらいに素足に馴染んでくれます。
ソールの厚みはたったの5mmと非常に薄く、一般的によく見られるクロッスのソールが約3cmですので、いかに薄いかがお分かり頂けると思います。
また、似たサンダルとしてルナサンダルが挙げられることがあり、実は僕もルナサンダルを買うつもりでお店に行った際にこのサンダルのことを知りました。
ルナサンダルも非常に良いサンダルですが、店員さんがおっしゃるにはデザイン上、足を固定するベルトとソールの接続部分が常に地面と接触するようになっているため使っていくうちに切れるとのこと。
しかもベルトのみの販売はしていないので切れてしまえば新しいサンダルを購入するしかないそうです。
その点ジェネシスはたった5mmのソールの中にも工夫がなされており、地面に接触しないような構造ですので安心です。
重さ
実測で275g(サイズ27cm)
比較として、同じサイズのクロックスが公式で188gと重さの差は大して変わりませが、ボリューム感としては随分コンパクトですので、キャンプや登山などのサブサンダルとしてカバンに忍ばしやすいサイズです。
履きごごち
とにかくソールが薄いので初めは驚くほど足の裏が痛いです。
地面の凹凸はある程度目視で避けなが歩けますが、長時間履き続けることで足の裏とソールが摩擦して徐々に痛くなってきますので、ある程度足の裏の皮が硬くなるまでは我慢が必要かもしれません。
また鼻緒の食い込みによる痛みも多少気になりますので、これもまた足が慣れるまでは我慢が必要です。
ギターの練習をしたことがある方なら分かるかもしれませんが、指先の痛みを我慢して練習を続けるうちにだんだん指先の皮が硬くなり痛みが気にならなくなっていくあの感覚に似ているかもしれません。
僕はいきなり通勤の往復10kmから始めて失敗しましたので初めは無理せず短距離から少しずつ慣れていくようにするか、5本指ソックスや、親指が独立している二股ソックスを履くなどしてある程度保護した状態から始めるのも良いかもしれません。
ジェシー
先ほどご紹介したジェネシスの鼻緒の痛みが気になる方はこちらのジェシーというモデルもおすすめです。
見ての通り鼻緒がなく、親指を通すループのみの独特な形状で、鼻緒の食い込みによる痛みがありません。
ソールの厚みはジェネシスと同じ5mmですのでもちろん慣れは必要ですが鼻緒の分、痛みに対しての不安要素は一つ減りますので気になる方はこちらが良いかもしれません。
我が家では奥さんと息子はジェシーを履いており、ジェネシスと違ってマジックテープ一つで脱ぎ履きができるのでこちらもおすすめです。
奥さんはKEENのUNEEKを持っているのに、息子はmont-bellのソックオンサンダルを持っているのに、ジェシーを購入してから全く履かなくなりました。
奥さんは足を鍛える意味で理解できますが、息子に至ってはよく分かりません。
それほど足に開放感があって気持ちいいということでしょうか?
カラーもコーラル(写真のもの)以外に2色ありますので男性でも大丈夫です。
重さはサイズ24cmで258gです。
サイズによって重さは異なりますので詳しくは公式でご確認ください。
サイズ選び
ショップ等で実際に履いてみて確認するのがベストですが、難しいようであれば自宅でサイズ確認をする方法(プリンターが必要)があります。
XERO SHOESを知るきっかけになったお店では、あいにく僕に合うサイズのサンダルが無く、奥さんと息子の分のジェシーを購入するのみになり僕は後日ネット購入しました。
これがこのサンダルのメリットだと思いますし、僕もこの方法で購入いたしました。
では実際にサイズ選びの手順を解説します。
手順1 テンプレート
1.1
公式サイトのサイズ確認テンプレートから購入予定の商品のテンプレートをダウンロードしてプリントアウトします。
プリントアウトする際はプリンターの倍率を変えずにまずはそのままプリントアウトして下さい。
写真はA3でプリントしていますがA4の縦プリントで大丈夫です。
1.2
テンプレートの縮尺が合っているかを確認するために、テンプレートのサイズ確認用スケールと定規等を合わせます。
定規の目盛りとズレているようであれば、プリンターの設定で倍率調整して下さい。
手順2 フィッティング
実際にテンプレートの上に足を乗せてサイズ感をチェックします。
鼻緒の位置に足を合わせてかかとがピッタリの位置にきていればOKです。
かかとがはみ出たり、中に入り過ぎたりしている場合は前後のサイズのテンプレートでご確認下さい。
今回はジェネシスという鼻緒があるタイプで説明しましたが、その他のモデル「ジェシー」「Zトレック」「Zトレイル」にも専用のテンプレートがありますので、気に入ったタイプのテンプレートでサイズを確認して下さい!
5000マイル保証
ゼロシューズにはオリジナルで開発したソール、FeelTrueという非常に高い耐摩耗性を持った高密度なピュアラバーが使われています。
なんとこのFeelTrueソール、厚さたったの5mm程度なのに使用距離5000マイル(約8000km)まで保証してくれる神対応なんです!
5000マイル使用する前にソールの厚みが1mmになった場合は保証してくれるそうですので気にせずガンガン履き潰せますね!
詳しい保証条件についてはメーカーホームページでご確認下さい。
まとめ
今回はXERO SHOES(ゼロシューズ)というブランドのサンダルを紹介しました。
- ナチュラルムーブメント(身体に負担のない自然な動き)を身につけるためのトレーニング用サンダルです
- 履き始めは足の各所が痛いので、短距離から始めるか靴下を履いて徐々に慣れていくのがおすすめ
- ジェネシスの鼻緒が気になるようであればジェシーがおすすめ
- 公式サイトからテンプレートをダウンロードすることで自宅でフィッテングができる
- たった5mmのソールなのに使用距離5000マイル(約8000km)保証がある
履き始めは足の各所が痛くなりますので、ある程度の「目的」がなければ慣れるまで続けることは難しいでしょう。
ですのでファションを目的として履くにはあまりおすすめできないサンダルです。
あくまでも、足を育てることに喜びを感じ、五指で地面をつかむ気持ちよさを味わってみたい方は是非ご検討下さいね!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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