こんにちはヤスダです
地球を感じよう!
今回は最高に素晴らしい靴に出会ったのでご紹介します。
皆さんは vivobarefootシューズという靴をご存知でしょうか?
vivobarefootシューズとは我々が本来持っている足そのもの機能を取り戻すための靴です。
本来の機能?何それ?となるかもしれませんが、気づかないうちに私たちは高機能な靴のサポートによって本来持っている足そのものの機能が退化しています。
そこでvivobarefootシューズというサポート機能が無い、限りなく裸足に近い靴を履くことで退化していた足そのものの機能を取り戻すことが大切になります。
僕はこの靴を履き始めてまだ3ヶ月しか経ちませんが目に見えた変化がありましたので皆さんにシェアしたいと思います。
足が疲れやすい方、運動をされる方、革靴やパンプスなどの窮屈な靴、またはクッション性の高い高機能なスニーカーをよく履く方などに特におすすめですので是非最後まで読んでみて下さい!
それでは行ってみましょう!
vivobarefootシューズとは
Vivobarefoot JAPAN
vivobarefootはイギリスで誕生したbarefootシューズのブランド。
barefoot(裸足)シューズとは私たちが本来持っている足そのものの形や機能を取り戻すことを目的とした靴のことです。
図のように左がvivobarefootシューズ(以下vivo)を履いた状態、右が高機能にサポートされた靴を履いた状態ですが、vivoを履いた状態では足の甲はなだらかで、足の裏は地面と近く並行に、そして指は締め付けられることなく解放された状態であることが分かります。
一方サポートされた靴を見てみると甲はアーチ状に盛り上がり、足の裏は地面から遠く屈折した状態に、そして指は左右から締め付けられたように窮屈な状態になっていることがお分かり頂けると思います。
窮屈からの解放
Vivobarefoot JAPAN
足は革靴、パンプス、ヒールなど先細りの靴を履くと写真の右側のような状態になり、履き続けることによって「靴に合った形」へと変化していきます。
自然な足の形は写真左のように幅が広く、親指はかかとから真っ直ぐ前方に伸び、他の4指と独立した状態だどされますが、皆さんの足はどんな形をしていますか?
大きな建物の基礎や土台がそれ相応にしっかりとしているように、足は私たちが立つための土台になります。
幅が狭く、縮こまったつま先では土台としての機能が十分に果たせないため、バランスを取るために無駄な筋肉を使うことで疲れやすくなったり、正しい姿勢を維持することが難しくなったりするのです。
自然な足の形
我々の祖先が300万年前に二足歩行を始めて以来、私達の足は裸足で十分に機能するように出来ているはずですが、必要以上にサポートされた靴を履き続けることによってその機能は簡単に退化していきます。
生まれた時はほとんど人が自然な足の形をしており、私の娘(7歳)の足もまだまだ自然な足の形を保っていますが、これから履く靴次第で大きく変化するかもしれません。
TOE-GA(トーガ)
vivoと同じぐらい大事なのがTOE-GAです。
TOE-GAとはつま先(toe)とヨガ(yoga)を掛け合わせた造語で、足本来の機能を取り戻すために必要不可欠なエクササイズでです。
動き自体は単純なので裸足であればどこでも出来ます。
わざわざTOE-GAをする為の時間を作るのも良いですが、洗い物をしている時や歯磨きをしている時など、日々の何気ない動作の中にに取り入れることで無駄をはぶくことができますのでおすすめです。
初めはなかなかこの動きができない方もおられますが、続けるうちにだんだん出来るようになり、その頃から足の変化も目に見えて実感できると思います。
TOE-GAは公式サイトで詳しく解説されていますので参考にして下さい。
3ヶ月履いた感想と変化
4月の中旬にvivoのプライマストレイル IIというモデルを購入してから約3ヶ月、今まで自転車で通勤していた職場までの往復をvivoを履いて徒歩で通勤するようにして、その他休日の普段履きも全てvivoにしました。
もちろん日々の生活にTOE-GAを取り入れ、暇があればエクササイズするように心がけることで無意識にTOE-GAをしていることが多くなっように思います。
購入時の主目的はvivoを履いて登山やハイキングに出かけることでしたが、なかなかハイキングに出かけることが出来なかったので取り合えず通勤を徒歩にして足を鍛える方向に切り替えました。
ですのでこれは僕の日々の生活に当てはめた履き方であるため皆さんにどこまで当てはまるか分かりませんが、少しでも参考になればと思います。
歩いた距離
職場までは自宅からちょうど片道5km、往復すると10kmになるので1日単位で計算しやすくて助かります。
雨の日と仕事上どうしても車で出勤しなければいけない時を除いて徒歩で通勤した日数をが36日だったので距離換算で360km。
早めの梅雨入りと、仕事の関係で6月後半はなかなか徒歩通勤ができなかったため距離が伸びなかったのが残念です。
普段履きの距離は計算出来ませんが、軽い登山やハイキングもしたので通勤と合わせると400km以上は歩いたのでないかと思います。
履き心地
端的に言えば物凄く地球を感じます。
地面のちょっとした凹凸や質感まで裸足で歩いているかのようにダイレクトに伝わってきますので、今まで鈍っていた足の裏の感覚が目覚めた感じがします。
そして履き始めはとにかく色々なところが痛くなります。
足の裏はもちろんですが、アキレス腱、ふくらはぎ、膝、太ももなど普段は全く痛くならないところがとにかく痛いです。
でもこれでOKなんです!
痛くなる部分は今まで履いていた機能的な靴によってサポートされていたところなので「痛い部分=退化していた部分」になります。
この部分を鍛えることで弱っていた足本来の機能を取り戻すことができるのです。
当然無理は禁物ですので痛くなったら普段履いている靴に戻して回復を待ってから、再びvivoに戻すようにしましょうね!
靴じき
一般的な運動靴の靴じきに比べるとかなり薄いですが、有るのと無いのとでは大違いです。
前半は少し調子に乗って靴じき無しで歩いていましたが、さすがにあちこち痛過ぎたので靴じきを入れることにしました。
より地球を感じたい方は試してみて下さい!
変化
通勤と普段履きをvivoに変え、生活の合間にTOE-GAを取り入れた結果、僕の足は約3ヶ月間でここまで変化しました!
趣味の一つであるSUPボードに立った際、以前と比べて明らかにバランス良くボードの上に立てていることに自分自身も驚きましたが、それは見た目の変化だけではなく地面をつかむ力が強くなったためだと思います。
サイズ
vivoの靴のサイズ選びは一般的な靴のサイズ選びとは異なり、自分の足の実寸(つま先〜かかと)を定規などで測ってそのサイズの1cm〜1.7cm大きいサイズを選びます。
これはvivoのつま先辺りには「トゥボックス」と呼ばれる足の指を自由に動かせるためのスペースがデザインされているためです。
トゥボックスを確保することでつま先が靴に触れることなく解放された状態、つまり裸足に近い状態を保つことができるわけです。
デメリット
靴底が減る
vivoは靴底が薄いので地面と接する部分にピンポイントに圧が掛かるためよく減ります。
一般的な靴はソールにクッション性があるため地面との接地面はある程度地面の形状に馴染むため、かかとやつま先辺りが広範囲に減ってくることが多いですが、vivoはソールが薄くクッション性がないので地面とよく接する部分のみピンポイントな減り方をします。
特に僕のように硬いアスファルト上で履く事が多い場合はより点で圧力が掛かりやすくポイントで減りやすいので、他の部分はまだまだ綺麗なのに、かかとだけ穴が開くなんてこともあるかもしれません。
これは靴の特性上仕方のないことですが、靴底全体を使うように意識しながら歩く事である程度靴の寿命を伸ばす事ができます。
サイズアウト
僕も経験がありますが、窮屈な靴を履き続けると指は曲がった状態で固まってしまいます。
これは窮屈な靴の中でも可能な限り負担がないように足自体が変化した結果ですが、この曲がって固まった状態を元にして普段の靴のサイズを選んでいたとしたら、vivoを履きつつTOE-GAでエクササイズを続けると、曲がった指が徐々に本来の真っ直ぐな指に戻ってきますので今まで履いていた靴がサイズアウトしてしまいます。
お気に入りの靴が履けなくる可能性がありますので注意が必要です。
ハマってしまう
これは僕に限った事ではないですが、この靴を履き始めると、今まで履いてきたスニーカーやブーツを履く気になれなくなります。
特に足に変化が出てくると、vivo以外の靴を履くのが怖くなってしまうためです。
これはダイエットのようなもので、一度体重が減り始めると糖質や脂質を摂ることが怖くなるあの心理に似ている気がします。
仕事上どうしても窮屈な靴を履かなければいけない方は仕方ないですが、その心理的な部分があることも理解した上で検討しましょう!
よりベアフットに踏み込んだサンダルもご紹介していますので興味のある方はこちらもどうぞ!
取り扱い店
日本ではウルトラライトギアを販売するお店で知名度の高いMoonlioght Gearを運営する株式会社ノマディクスが正規代理店としてVivobarefoot JAPANを運営しています。
vivoは普通の靴とは異なった方法でサイズを選ぶことが必要であり、TOE-GAも積極的に取り入れる必要があるため公式の講習を受けたお店で購入することをおすすめいたします。
購入出来る店舗はこちらで確認できますので、お近くの店舗に出向いて是非vivoの素晴らしさを体感してみて下さい!
まとめ
今回は私たちが本来持っている足本来の機能を取り戻すための靴、vivobarefootをご紹介しました!
- 高機能な靴を履き続けることによって足本来にの機能は退化して行きます
- vivobarefootシューズは自然な足の形や機能を取り戻すための靴
- 普段履いている靴をvivoに変え、日々の生活の合間にTOE-GAを取り入れることで約3ヶ月で目に見えて変化が現れました
- サイズ選びは足の実寸より1cm〜1.7cm大きいサイズを選ぶ
- ソールの減りやすさ、今までの靴のサイズアウト、ハマってしまうなどのデメリットもあるので注意が必要
- 正規店で実際に体感してからの購入がおすすめ!
生まれた時はほとんどの人が自然な足の形をしていますが、高機能な靴、窮屈な靴などを履き続けることによって足の機能は退化し、「靴に合った形」へと変化していきます。
ただ、逆に言えば足を窮屈から解放し、可能な限りサポート機能のない靴に履き替えることで、また本来の足へと変化していくわけです。
結果が出始める期間は人それぞれですが、自分の足が変化していく面白さを是非体感してみて下さいね!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
不定期ですが出来るだけお役に立てる情報を発信していきますのでブックマークよろしくお願いいたします!
またTwitter、Instagramもやってますのでフォローよろしくお願いします!