こんにちはヤスダです
釣りは釣れるから面白い!
今回は海でのSUPフィシングについてです。
- どこに行っても釣り人だらけ
- せっかく早起きしたのにすでにお目当ての釣り場には先行者がいる
- ナブラが出ているけどルアーが届かない、、、
- あぁ、あの潮目までルアーが届けばなぁ、、、
- まだ魚がスレていないフレッシュな場所で釣りがしたい
釣り人ならそんな悩みを持っているのではないでしょうか?
では逆に、ナブラや潮目、まだ誰も手を付けていない場所まで行けるとしたらどうでしょう?
想像するだけでもワクワクしませんか?
今回はそれを現実にしてくれる物を紹介したいと思いますので是非最後まで読んでみて下さい。
SUPボード
スタンドアップパドルボード(Stand Up Paddleboard)の頭文字をとってSUPボードと呼ばれていますが、文字通りサーフボードのような板の上に立ち、パドルを漕ぎながら海や湖などをクルーズして楽しむハワイ発祥のマリンスポーツです。
日本でもブームになっているので年々見かける頻度が増えてきているように思います。
インフレータブル
SUPボードにはハードボードとインフレータブル(空気で膨らますタイプ)の2種類があります。
ハードボードは基本的にレースや波乗りに使われることが多く持ち運びが不便ですが、インフレータブルは空気を抜いてしまえば非常にコンパクトになります。
背中に背負えるので車で行けない所でも持ち運んで楽しむ事が出来ます!
中身
オールラウンドタイプは幅が大体80cm前後のものが多いのに対してフィッシングタイプは90cm以上の物がほとんどです。
幅が広い分安定性が高くなるので、よこ波や魚に引っ張られた際にも横転する心配がなくなります。
比較されがちなカヤックフィッシングより圧倒的に横転リスクが低いです。
ロッドホルダー
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釣り用ならではですがロッドホルダーが付いています。
釣竿を持ちながらパドリングは出来ませんのでロッドホルダーは必須です。
最大2本釣竿を持てますので状況や釣り場所によって竿を使い分け出来るのは嬉しいですね!
また釣り場の移動の際もテクトロ(ルアーを引っ張りながら進む)的な使い方も出来ますよ。
空気入れ
手動の空気入れでも十分可能ですが、夏場はなかなかハードな作業になります。
「一回休憩させて下さい、、、」と言いたくなるレベルです。
また、supあるあるですが、適正空気圧まで入れたのにホースを抜く時に差し込み口のロックがうまく機能せずにブシュー!と空気が抜けて振り出しに戻ることがありますが、この時はさすがに心が折れてしまいます。
そこで、便利なのが電動空気入れです。
車のシガーに繋いで入れたい気圧に設定すれば、後は自動的に空気が入り、設定数値になれば勝手に止まります。
一度使ってしまえば、もう手動には戻れません。車から入れて行ける場所限定になりますが、条件が満たされるのであれば電動式がオススメ。
また、INFLATE(入れる)だけではなく、DEFLATE(抜く)機能もあるのでしっかり空気を吸い出して収納することができますよ!
ホースの先端は数種類のアタッチメントが付いていますのでその他、浮き輪や空気を入れるタイプのプールなんかにも使えるので一つ持っておくと超便利です。
フィン取り付け方
安全具
リーシュコード
ボードと自分を繋げる唯一の生命線です。
万が一落水したとしてもリーシュコードで繋がっていればボードだけが流される心配はありません。たまに、ライフジャケットも着ず、リーシュコードも無しで沖に出ている方を見かけますが危険ですので絶対にやめましょう。
ライフジャケット
令和3年7月時点でSUPボードでのライフジャケットの着用義務はありませんが、安全に楽しむうえで絶対に必要です。
平成30年2月から20トン未満の小型漁船は原則、全ての乗船者にライフジャケットの着用が義務付けられました。
SUPはこれに該当しませんが、同等の条件に身をさらしていることを考えれば選択の余地はありません。
ライフジャケットを着用するのとしないのとでは生存確率が4倍も違いが出るといわれています。
海上でのまさかの出来事にも落ち着いて対応するためにも、まずは身の安全を最優先することを忘れてはいけません。
パドルリーシュコード
パドルとボードを繋ぐコードです。
これも絶対にあった方がいいアイテムの一つ。
パドルを置いて釣竿に持ち替えると、どうしてもパドルの存在を忘れてしまいます。
こんなことにならないためにもパドルはしっかりと繋いでおきましょう。
シーアンカー
SUPボードは非常に風の影響を受けやすいです。
岸に向かって吹く風ならまだ良いですが、沖に向かって吹く風には注意が必要です。
想像以上のスピードで流され、いくら漕いでも戻れなくなりますので風予報をこまめにチェックし、風が吹き始めたら一度岸に帰るよう心がけましょう。
またシーアンカーを使う事でボードが流されすぎるのを抑えてくれます。
アンカーと聞くとイカリ型の重たい物を想像してしまいますが、このシーアンカーは440gと非常に軽くコンパクトにたためるので、SUPのバッグに一緒入れておけます。
シーアンカーは別名パラシュートアンカーとも呼ばれ、SUP本体に繋いで海面に投げ入れれば、流される方向に逆らってパラシュートが開いて水の抵抗を受け、SUPが風に流されにくくなります。
ゴム紐
ボード先端付近に張ってあるゴム紐は何かとよく使います。
サンダルやネットなど、落水しそうな物を固定するのに役立ちます。
パドル
立って
僕はブレードが片側だけについた純正のパドルではなく、両サイドにブレードがついたカヤック用の物を使っています。
立って使う分には純正の方が使いやすいですがそれでも十分立って使うことも出来ます。
座って
Stand Up Paddleboard(SUP)ではなく厳密にいえばSit Down Paddleboard(SDP)になってしまいますが、立って釣りをするよりも座った方が安定して釣りをする事ができるので釣りをする時はこのスタイルがオススメです!
クーラーボックスを椅子代わりにすると、釣った魚を入れたり、飲み物や軽食を入れておくことも出来ますよ!
圧倒的優位
魚はSUPを浮遊物として認識しているのか警戒心があまりなく、どちらかと言えば空からの外敵に対して身を隠すための絶好の隠れ家になり、気づけば真下がイワシの群れになっていることもしばしばあります。
ですので、そのベイトを狙った大型の魚が寄ってきてSUPの周りでナブラが発生することだってあります。
エンジンが無いので魚に必要以上のプレッシャーを与える事なく釣りが出来るのはメリット以外なにものでもありません。
わざわざ岸から重たいメタルジグを遠投しなくても、10g程度のプラグをちょい投げするだけで簡単に青物を釣ることができるのである意味卑怯かもしれませんね。
その先へ
ショアからメタルジグを遠投して釣りが出来る距離はせいぜい150mまでです。
ということは、岸からたった150m先に行っただけでそこは未開の地、誰も立ち入ったことのない釣り場と同じです。
海岸でずらりと並んだ釣り人の間で、ほぼ真正面でしか釣りが出来ない状況から脱して釣れる場所で釣りをしましょう!
子供と
岸から近い場所で小物釣りをする時は是非お子さんも一緒に乗せてあげて下さい。
クリアコンテナを積んで釣った魚を泳がせれば簡易な水槽が出来ます。
なかなか近くで見る事が出来ない魚を観察出来ると子供は大喜びです。
食事
個人的におすすめなのがSUPで食事です。
静かな海の上で足を水につけながら食べるご飯は最高です!
まとめ
今回は釣りに特化してSUPボードを紹介しました。
釣り用SUPボードがあれば今までルアーが届かなかった所に直接行って釣りをする事ができます。
人だらけの釣り場から離れて、自分だけの最高の釣り場で思う存分釣りを楽めるなんて最高ではないでしょうか?
是非この機会にSUPボードを手に入れて、SUPフィッシングの世界を楽しんでみて下さい!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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